自分でオイル交換をするには?必要なものも踏まえ解説!

こんにちは!
カーオーダーMです🚙
今回は、車整備の基本!オイル交換について記述していきます!

最近では一般の方が車の整備している動画も出ているのを見ますが、やはり自分の車の日常点検や整備ができるとカッコいいし、安心できますよね。


そこで本記事では、オイル交換に  必要な道具と、作業時に気を付ける点をまとめていきます。✨

オイル交換に必要な道具

エンジンオイル

エンジンオイルは車種によって適合があります。かなりの種類があるので、取扱説明書や下記のURLで調べてください。
指定オイルが数種類ある場合がございます。どれも適合してるので問題はありませんが、ご自身の車の乗り方で好みに応じて選択できます。

軽自動車なら多くても約3リットル

廃油BOX

廃油処理BOXです。容量がありますので、車のオイル量をしっかり確認してください。あふれないよう、余裕のある容量・数を準備することをおすすめします。使用済みBOXは必ず地域のルールに従って処理するようにお願いします。

      環境汚染ダメ絶対!!

オイルジョッキ

新油を注ぐのに重宝します。
後述しますが、注ぐ時はこぼさないように細心の注意が必要です。

ホースは長いほうがいいです。

メガネレンチ

ドレンボルトを外す時に使用します。
なめてしまうリスクを考えると、必須アイテムです。
愛車のドレンボルトのサイズを確認してから購入しましょう。

大体14mmか17mmのボルトです。

トルクレンチ・ソケット

ドレンボルトを締めるときに使用します。
強く締めすぎるとオイルパンを痛めてしまいます。もちろん緩すぎてもオイル漏れの原因になります。
タイヤ用のトルクレンチではトルクの範囲が違う場合が多いので、トルク能力範囲を確認してください。おおよそ10~50Nmあれば大丈夫です。

既定のトルクは調べてください。
(車種によって違います。)

ドレンパッキン(ドレンワッシャー)

ドレンボルトを締めるときに、隙間を埋める役割を担っています。
オイル漏れを防ぐために、交換の度に新品に取り換えてあげましょう。
車種によって適合がありますので、必ず確認してください。
※メーカーによってではなく、車種によって異なります。同じメーカーでもOEMの場合がありますので注意が必要です。

車種によって適合するサイズがあるんですよ...

ブレーキ・パーツクリーナー

オイルがこぼれたり、垂れたりした時に掃除するために使います。

虫にこうかはばつぐんだ!

ジャッキアップ用品

これは車種や車重により要否やジャッキのタイプが異なります。
車高の高い車ならば、潜り込んで作業ができますが作業しにくい場合はジャッキアップしてください。

およそ600kgを持ち上げられるならいりません

オイル交換の手順

手順1 オイルキャップ、ゲージを緩める

既にエンジンオイルの現状をチェックしていただいていると思いますが、オイルレベルゲージを少し上に引き上げ、オイルキャップを外してください。こうすることで空気が入り下からオイルが抜けやすくなります

手順2 ドレンボルトの確認

次に車の下に潜り、ドレンボルトの位置と寸法を確認してください。車種により異なります。潜り込む時にジャッキアップする場合は、ウマ(リジットラック)を使用し安定させましょう。車の下へ潜ることは安全策を施しても危険を伴います。

手順3 古いオイルの排出

まず、オイルトレイか廃油BOXをセットしてください。
ドレンボルトの位置・角度からどのように排出されるのかイメージすることが大切です。思ったより、勢いよく排出されるのでご注意を。口の広いオイルトレイを使用するのが一般的です。

では、メガネレンチを使ってドレンボルトを緩めていきます。
ドレンボルトの頭の部分をなめないよう注意を払いながら、ゆっくりと緩めます。ゆっくりと緩めるメリットは万が一オートマチックオイル(ATF)だった場合に気づくことができます。ポタポタと垂れてくる液が赤色だったらNG、ストップです。

ATFには他のオイル・フルードと見分けがつくように色が付いていますのでわかりやすいです。(汚れすぎてると見分けにくい場合もあります)間違った場合は規定のトルクで締め直してください。

また、ドレンボルトが固い場合はメガネの端を緩める方向に手のひらでたたくと、てこの原理で緩みやすくなります。

手順4 ドレンボルトを締める

次第にポタポタと古いオイルが垂れるようになって、抜けきったと思ったらドレンボルトを締めましょう。

その時の注意点。
古いドレンパッキン(ドレンワッシャー)はどこにありますか?
廃油BOXの中、ドレンボルトに固着、オイルパン側に固着している可能性があります。新しいドレンパッキンと合わせて2重パッキンになってしまうとオイル漏れの原因となりますので必ず取り換えましょう。
※ドレンボルトはそのまま使います。ブレーキ・パーツクリーナーでキレイにしてあげましょう。

締める時はドレンボルトもトルクレンチにて規定の力で締めます。規定のトルクはドレンパッキンのスペックを見るか、お近くのオートバックスに相談してください。

締め終わったら、ブレーキ・パーツクリーナーで掃除しましょう。
後で見たときにオイル漏れなのか、交換時についた汚れなのかが分かるようにしてください。

手順5 新しいエンジンオイル(新油)を入れる

先ほど準備したジョッキでオイルを入れます。
入れ方のポイントは1ℓずつ、徐々に車に入れることです。
車種によって入れやすさが異なりますので、慣れるまでは丁寧に入れることが大切です。万が一こぼしたらウェスやブレーキ・パーツクリーナーでキレイにふき取ってください。

エンジンオイルは少なすぎても、多すぎてもNGです。適量になるまで少量ずつ入れていきましょう。

手順6 チェック

では、オイル漏れがないかチェックしましょう。
ジャッキアップしている場合は車体を下ろしてください。

今一度、規定のトルクで締めたか、新油は入れたか、オイルキャップはきっちり閉めたか、オイルレベルゲージは挿し込んでいるかを確認してください。オイルキャップを開けたままエンジンをかけるとオイルが飛び散りますので何度もチェックしましょう。

それではエンジンをかけ、ドレンボルトを見てみましょう。
車体が熱くなるので、のぞき込みすぎないように注意してください。
しばらくしてもオイル漏れが無ければ大丈夫です。

最後にエンジンを切りオイル量をオイルレベルゲージにて確認して終了です。

最後に

ここまでオイルのセルフ交換方法についてご紹介してきましたが、車好きな方で無ければなかなかハードルが高いものです。
オイル交換は安心・安全のプロにお任せください!

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